ドッグフードの選び方【目的・悩み別】

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病気や悩みによってドッグフードを選ぶ時、何に気をつけたら良い❓

そうね、抱えてる病気や悩みによっても、選ぶドッグフードは考えないといけないわ。今回は悩み別にドッグフードを見てみよう。

ドッグフードにはさまざまな種類や特徴があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいませんか?

この記事では、犬の悩み別におすすめのドッグフードの特徴や選び方をご紹介します。関節ケア・アレルギー・肥満・涙やけ・腸ケアなど、悩みに対応できるドッグフードのポイントを解説していきます。

それぞれの悩みに合わせたドッグフードの選び方を知って、愛犬の健康をサポートしましょう。

目次

関節ケアにおすすめのドッグフードの特徴と選び方

年齢や運動量、体重などによって関節に負担がかかりやすくなります。関節の痛みや炎症を予防するには、関節に必要な栄養素を摂取することが大切です。

関節ケアを目的としたドッグフードを選ぶ時は、以下の成分が入っているかチェックしてみて下さい。

  • グルコサミン:関節の軟骨を構成する成分
  • コンドロイチン:関節の軟骨の潤滑油となる成分
  • オメガ3脂肪酸:関節の炎症を抑える成分

グルコサミンやコンドロイチンなどの成分が豊富に含まれており、健康な関節の維持をサポートしてくれるドッグフードがおすすめです。

また、オメガ3脂肪酸などは、サーモンや亜麻仁油などの植物性油脂に含まれていますが、酸化しやすいので、保存はきちんとしましょう。

  • 歩き方がぎこちない、足をひきづる
  • 階段を登り降りするときに痛がる
  • 飼い主に抱っこしてもらったときに痛がる

太り過ぎや肥満も関節をいためてしまうので気をつけてね❕

アレルギーにおすすめのドッグフードの特徴と選び方

犬のアレルギーは、食物アレルギーと環境アレルギーに分けられます。食物アレルギーの場合、ドッグフードに含まれる原材料に対する免疫反応によって起こります。

また同じフードを食べさせ続けることで、突然アレルギーが発症することもあるので、フードローテンションでアレルギーになるリスクを減らすのも一つの対策です。

魚・ラム肉・馬肉などはアレルゲンとなりにくいとされていますが、愛犬が何に対してアレルギー反応がでているのかを、動物病院で確認するようにして下さい。

  • 白身魚・ラム肉・馬肉などはアレルギーを起こしにくいとされる
  • サツマイモやじゃがいもなど消化のいい成分がおすすめ
  • 余計な添加物の含まれていないもの

また、犬のアレルギーはドッグフードが原因ではなく、ホコリやダニ、使用する食器が合わないなどで起こる場合もあります。

ドッグフードを変えてもアレルギーが治まらない場合は、他の要因も考えてみましょう。

こんな症状がある場合はすぐに動物病院へ

  • 常に体を掻いている
  • 皮膚に赤みや腫れがでている
  • 脱毛している
  • 下痢や嘔吐をしている

まずはアレルギーを特定しないといけないね❕

肥満におすすめのドッグフードの特徴と選び方

犬の肥満は、関節病や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めるだけでなく、寿命を縮める可能性もあります。

肥満を予防するには、適切な運動量と食事管理が必要です。肥満におすすめのドッグフードは、以下のような特徴を持っています。

  • 低カロリー/低脂肪
  • 高タンパク
  • 食物繊維が多い

肥満は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性大。肥満の原因としては、食事量やカロリーの過剰摂取、運動不足、老化、遺伝、不妊手術、病気などが考えられます。

適切な体重の維持は関節への負担を軽減し、心臓病や糖尿病のリスクを低減します。

低カロリーでありながら、必要な栄養素をバランスよく摂取できるように設計されているドッグフードをえらびましょう。また、食物繊維が豊富で満腹感を提供することで、食べ過ぎを防ぎます。

こんな症状がある場合はすぐに動物病院へ

  • 体重が急に増えた
  • 腹部が膨らんでいる
  • 呼吸が速く荒い
  • 多飲多尿

肥満は万病の元。食事管理や適度な運動で、標準体重を維持してあげてね

涙やけに効果的なドッグフード

涙やけとは、涙の成分に含まれるポルフィリンという色素が毛に付着して、茶色や赤色に変色する現象です。涙やけは見た目が悪くなるだけでなく、犬の目や皮膚にも影響を与えることがあります。

  • 目の周りが赤くなる
  • 目の周りに黒ずみができる
  • 目の周りに毛が抜ける

涙やけケアのためのドッグフードを選ぶ際は、「ビタミンA」「ビタミンC」「ルテイン」などの成分が含まれているかを確認しましょう。

涙やけに効果的なドッグフードは、過敏な成分を避け、犬のアレルギー反応を軽減します。ビタミンAは涙の分泌を促進し、ビタミンCやルテインは抗酸化作用を持っており、酸化反応を抑制してくれます。

涙やけの原因は、ドライアイやアレルギー、涙管の閉塞などさまざまです。アレルギー性涙やけの場合は、原因となる食材を避けたドッグフードを与えましょう。

ドライアイの改善には、水分補給を十分に行うことが大切です。また、涙管の閉塞の場合は、手術が必要になる場合もあるので、獣医師に相談してみて下さい。

こんな症状がある場合はすぐに動物病院へ

  • 目を痒がる
  • 目が充血している

目の病気は失明の危険もあるので、涙の量が異常に多い場合は早めに動物病院へ❗

腸ケアにおすすめのドッグフードの特徴と選び方

腸内環境が悪化すると、便秘や下痢、アレルギーなどのトラブルが起こりやすくなります。腸ケアにおすすめのドッグフードは、以下のようなものがおすすめです。

  • 消化しやすく、栄養価の高い肉や魚が主原料になっている
  • プロバイオティクスやオリゴ糖などの腸内環境を整える成分が含まれている
  • 食物繊維や乳酸菌など、便通を良くする成分が入っている
  • 添加物など、人工的な刺激物が含まれていない

プロバイオティクスは、腸内細菌のバランスを整える働きがあり、オリゴ糖は腸内細菌のエサとなって、腸内環境を整える働きがあります。

食物繊維や乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やして便通を改善し、免疫力を高める効果があります。食物繊維が多く含まれる、さつまいも・りんご・かぼちゃ・海藻類などが含まれているフードや、乳酸菌やオリゴ糖などが配合されているフードを選ぶと良いでしょう。

こんな症状がある場合はすぐに動物病院へ

  • 下痢が続いている
  • お腹が張っている

下痢と嘔吐の両方症状が出てる場合は、早急に動物病院へ行きましょう❕

まとめ

愛犬の抱えている病気や悩みによって、どんな成分がその悩みに適しているかを調べてみて下さい。ドッグフードはたくさんの種類があり、特徴は様々。使用されている成分や配合量は全く異なります。

また、重度に病気が進んでいる場合は、通常のドッグフードではなく、療法食などが適している場合もあります。どれを選んでいいかわからない場合は、ペットのプロフェッショナルに相談するといいでしょう。

トリマーさんやドッグトレーナーさん、ペットフーディストさんなども詳しいので、相談してみてね❕

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